2010年09月18日

そ わ か

古い桐箪笥を整理していたら、『過去帳』が出てきた。
平成7年の私(まだ旧姓)用に付与されたもの。

先祖代々遡って、26名分の命日が
1〜31日の日付毎に記されている。

そういえば、こんなの持っていたな。。。
と思うもの、15年も前で、
なんのタイミングだったのかまでは
思い出せないくらい遠い記憶。

ふーむ。ご先祖さま、ごめんなさい。


この15年の間に実家で見送った父や伯母が
記載されていないことに、今、気づいた。
お父さん、おばさん・・・ごめんなさい。
今日にでも母に記入の方法を教えてもらおう。

過去帳で記載が一番古い祖先は、
初代の父:明和7年6月27日、とある。
今調べたら、1770年だ。240年前か。
実家の過去帳ではこれより数代遡れるのかも。

ずいぶん前、実家で250回忌という
(もうお祝い的な)法要をしたことがあったし。
お寺にはさらに古い祖先も記録されているらしかった。

なんだか急にありがたい気持ちになった。
田舎の夕暮れ
    写真:お盆の頃、田舎の夕暮れ


◇実は今年になって(その1)

妙に古い昔のことを思い出す。
神社に行けば、見慣れた家紋が並んでいて驚き、
あれはどうしたかしら?と記憶が蘇ったり、
ふと耳慣れたお経や名前が飛び込んできたり。

昨年は水害で何もできなかったお盆休み。
おかげさまで今年の帰省では、
お墓参りも、おしょうろさんも
昔ながらのことを終えられたし、
妹が結婚したり、従弟ファミリーとも
いつもより多めに話ができたからかしら。
この夏は特に、だったのかもしれない。


またつい最近は、伺ったお宅で目に入った紙に
 『なうぼう 。。。 そわか』
という文字をみつけて、
『あ、知ってる。お盆に唱えたなー』
と思ったのだけど、その真言が、
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という仏さまの
ものだと初めて気づいた。

実家は真言宗。
サンスクリット語の音だけひろったような
空海の時代から伝わってる古いお経。
帰省すると毎回、般若心経(仏説摩訶般若波羅蜜多心経)や、
くりかえし3回の十三仏真言やらを唱える。
その割に、完璧な暗記はできてないな。。。

紙面では十三仏の名をいつもみてたはずなのに、
お不動さまとか馴染みある仏さまのしか
目に入ってなかったのだな。
 
それにしても。
変わらぬ同じ音をなぞっているって、すごいことだ。
分家してからも300年以上にわたって同じお経が響いていると思うと
それはもう代々の暗号か
合い言葉みたいな言霊。
共通語、というか。
遺伝子レベルいうか。
・・・確かに過去にも届きそうで、圧倒されるなぁ。

父は晩年、入院中に写経をしてたっけ。。。
と思ったこともあり、先週、般若心経を読んでみた。
半分くらいは耳と口がそらんじるけど
中ほどがあやしい。

漢字ばっかり300字近く並ぶなか、
『薩婆訶』の文字が気になった。


***

◇実は今年になって(その2)

ふと『祝福』ということばが
何度も繰り返し浮かんでくるようになって
不思議に思ってました。

これまで意識することはなかったのに。



それが、昨日お経のことばと符合。


『薩婆訶』

・・・ そわか、ってこんな字なんだな。

調べてみると、

幸あれ!
祝福あれ!
成就あれ!

という意味だとか。

0917そわか.な空 ←こちらは昨日の夕暮れ


『薩婆訶』のおかげで、なんだか
くるっと
まるっと
繋がったような気持ちです^^

般若心経、また読んでみようと思います。

posted by かざせ at 00:04| 東京 ☀| +sign+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする